伝えるのではなく”伝わる”ラブレター構造とは?

星野茉南

ライティングスキルを高めて、知名度ゼロでも依頼が絶えない人になろう!

今の時代メールやSNSでのメッセージが主流ですが、実はメッセージの「書き方」が変わると相手への「伝わり方」が変わり、相手の反応やお返事までガラリと変えてしまうんです。そんなライティングスキルをラブレター構造でマスターしましょう。

「ラブレター構造」の基本は、多くの人に向けたメッセージではなく「たった1人」に向けた特別なメッセージをつくることことで、伝えるのではなく伝わるラブレターに変わるのです。

目次

なぜ「たった1人」に向けたメッセージが効果的なの?

あなたがお手紙をもらったとき、そのお手紙が「全員に配られたお手紙」と「自分のためだけに書いてくれたラブレター」では、受け取った時の感情に違いがありますよね。なぜこのような感情の違いが生まれるのでしょうか?

それは、お手紙に書かれた文章に違いがあるからです。「全員に配られたお手紙」は、言葉が抽象的なものが多いでしょう。一方「自分のためだけに書いてくれたラブレター」は、自分のために書かれたメッセージであるため言葉が具体的なものが多いでしょう。この言葉の違いによって相手への「伝わり方」が変わり、相手の反応やお返事までガラリと変えてしまうんです。

いつも「たった1人」に向けたメッセージを書くことで、ライティングスキルをググッと高めることができるのです。

相手の心と行動を動かす文章に必要な3つの要素

メッセージをつくる際に必要なものは3つ
「What(何を伝えるか)」「Why(なぜ伝えるのか)」「How(どう行動するか)」

この順番で1つのメッセージをつくることで、相手の感情や行動を動かすことができます。

Whatとは?

「相手の好奇心を一瞬で高める挨拶」それがwhatです。まずは相手に耳を開いてもらうための導入部分。たとえば、タイトルなどの冒頭で相手の関心や悩みに直結する言葉を使うことから始めてみると良いですね。

Whyとは?

whatの次に「なぜ」という根拠を相手に伝えます。それによって相手はなるほど!と納得することができ、what・why・howで構成されたラブレター構造の文章を理解することができます。相手がイメージできる例え話や具体的な数字やデータを用いた根拠を添えてみると良いですね。

Howとは?

最後に、具体的な行動プランを伝えます。それによって相手は次に何をすれば良いのか?がわかり迷わず次のアクションに移ることができます

具体例

what:今日は外でお昼寝をしませんか?

why:(なぜなら)今日は1年に1度しか見られないほどの雲ひとつない空と澄んだ空気が気持ち良い1日ですから

how:午後2時に〇〇公園に集合しましょう

いつでもどこでも使うことができるラブレター構造

ラブレター構造は、ビジネスだけでなく日常生活の中でも使える相手に伝わるスキルです。「話が長い」「何が言いたいのかよくわからない」と言われたことがある人は、ラブレター構造で相手に伝えてみましょう。

日常でもビジネスにおいてもラブレター構造を用いることで、メッセージの冒頭から相手に耳を開いてもらうことができ「次は?」「なるほどなるほど」と次が聞きたくなるメッセージや相手が納得するメッセージを伝えられるようになります。

これにより、単なる商品やサービスの提供ではなく、相手の心と行動を動かすメッセージに変わるのです。

【まとめ】ラブレター構造で日常もビジネスも変えよう!

ラブレター構造は、日常生活での会話も特別なシーンでも、ビジネスでお客様の心を掴みたいときも、会社で上司・部下と会話をするときも、ママがこどもと会話をするときも使うことができ、相手の反応が大きく変わります。ラブレター構造があなたの新しい可能性を開いてくれるはずです。

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