相手の好奇心を一瞬で高める挨拶【what】

星野茉南

相手に「決断疲れ」させていませんか?

人は短い時間で多くの情報を処理する能力を持っています。しかし、その一方で、情報や選択肢が多すぎると決断を先延ばしにしてしまうこともあります。これを「決断疲れ」と呼びます。

自己紹介の一言目、メールの一文目、SNS投稿の一行目、ブログの各タイトル、ミーティングの各章など一言目に効果的な言葉を使うことで、相手は瞬時に「これは自分に関係がある!」と耳や目を開いてくれるようになり決断がしやすくなります。その一言目を「what」と呼びます。

「what」とは相手の好奇心を一瞬で高める挨拶だ!言葉の力で相手の好奇心を引き出そう。

目次

なぜ「言葉」が大切なの?

言葉の大切さに気付いたあなたは、相手とのコミュニケーションで得をします。なぜなら、どんな言葉を使うかで相手の反応は大きく変わるからです。中でも特に重要なのが最初の言葉。例えば、ブログのタイトルや見出しは、いわばそのページの「顔」です。これらの言葉が、一瞬で相手の心を掴む言葉でなければ、読者がそのページを読んでくれることは限りなく少ないのです。

同じように自己紹介の一言目、メールの一文目、SNS投稿の一行目、ブログの各タイトル、ミーティングの各章など「今から私の話を聞いてください」という最初の言葉選びはとても重要なのです。この最初の言葉を、ラブレター構造では「what」と呼びます。

最初の言葉「what」のつくり方

次の2つのフレーズを比べてみてください。どちらの話が聞きたいと感じますか?

1)思考法を使った会話のコツ
2)なんで?どうして?相手の耳とココロを開かせる会話のコツ

わかりやすいのはどちらでしょうか?また好奇心が湧いたのはどちらでしょうか?このように「What」をつくるときは、相手の目線に合わせた言葉を使いましょう。特にビジネスをしている人は専門用語を使った方がプロらしい!と思いがちですが、実は相手に伝わっていないことも多いのです。ポイントは小学生でもわかる言葉を使ってみましょう。

実は誤解を生みやすい?!日本語の特徴

日本語は1つの言葉に多くの意味を持たせることができます。例えば、「虹」という言葉は雨上がりの空に架かる七色の光を指すだけでなく同時に希望、奇跡、あるいは新たな始まりといったさまざまなイメージや感情をも表すことができます。また日本語は文章を省略することが多く、そのため直接言葉には出さないニュアンスによって意味が決まることもよくあります。

この日本語の特徴は、コミュニケーションにおいて曖昧さや誤解を生むこともありますが、同時に日本語の魅力の1つでもあります。その魅力を活かした言葉選びをしてみましょう。

【まとめ】whatは4つの言葉から始めてみよう!

悩んだときはいつでもどこでも次の4つを意識してみてね。

1)ワクワクする言葉
2)心にズキューンと刺さる言葉
3)すぐに動きたくなる言葉
4)興味をパッと開く言葉

相手に「聞きたい!」「見たい!」と決断してもらえる言葉選びから始めてみましょう。

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