「いつもメルマガで同じことしか書けない」「読者が飽きてしまうかも」と心配になったことはありませんか?
メルマガのネタがマンネリ化してしまうと、読者は興味を失い、メルマガが開封されなくなり、最悪の場合メルマガの登録解除をされてしまいます。これでは、せっかくの配信も無駄になってしまいます。
メルマガは定期的に配信するため、どうしてもネタが同じような内容になりがち。特にコンテンツが限られている場合、ネタのマンネリ化は避けられません。そんなメルマガのマンネリ化を脱却し、読者がファンに変わる配信を目指しましょう。
この記事は次のような方にオススメです!
・メルマガのネタがマンネリ化して困っている方
・メルマガの開封率や読者からの反応が減っている方
・読者が配信内容に飽きてしまっているのでは…と不安を感じている方
「もう書くネタがない…」とアイデアが尽きてしまい、毎回同じような内容ばかりを配信してしまう…この悩みは多くのメルマガ運営者が経験する問題です。この記事では、メルマガのネタ切れを解消する『ブレインストーミング』をより効果的に活用する方法をお伝えします。
なぜメルマガのネタがマンネリ化してしまうの?
メルマガは定期的に配信するため、どうしてもネタが似通ってしまうことがあります。特に、毎週、あるいは毎月同じテーマで配信する場合、同じ内容を繰り返すことが多くなるのは当たり前のことです。その結果「同じ内容にならないように」と悩む時間ばかりが増えてしまうのです。
同じ内容の配信が悪いわけではありませんが、『毎回サービス紹介』や、『突然送られてくるセールス誘導』といったメールばかりでは、読者は飽きてしまい、売り込まれている気持ちにもなってしまいます。また、同じスタイルやフォーマットで配信を続けていると、新鮮さがなくなり、クリック率や開封率が下がってしまいメルマガ本来の目的を達成することができなくなってしまいます。
このような状態を避けるために、読者を飽きさせないブレインストーミングを取り入れてみましょう。
次々とアイデアに出会えるブレインストーミングとは?
アイデアをメモに書き出したことはありますよね。しかし、ただ思いついたアイデアを書き留めるだけではそのアイデアを活かすという効果が薄いこともあります。
ブレインストーミングとは、批判や評価をせず自由にアイデアを出し合い、新たなアイデアに出会う方法のことです。より効果的な方法は、テーマを設定し、関連するアイデアを広げること。これによって、今までは思いつかなかった新たなアイデアやネタの発見につながります。
ブレインストーミングが「意味ない」と言われる理由
ブレインストーミングは、自由にアイデアを出すという点で非常に有効な方法ですが、実践をする中で次のような問題があると「効果がない」と感じてしまいます。これらを改善することで効果的なブレインストーミングを行うことができるのです。
周囲の反応を気にする
アイデアを出す際に、自分自身で「これは無理だろう」「こんなアイデアは使えない」と批判してしまうことがあります。このように、自分で可能性を否定してしまうことや、周囲の反応を気にしてしまうことにより、余計な感情によってアイデアの広がりを妨げてしまいます。
その結果、いつもと同じような視点やテーマにしか出会えず、新しいアイデアが出てこないこともあるのです。
最後までやり切れない
時間が限られている中でアイデアを出そうとすると、焦りが生じ、アイデアが出にくくなります。その結果、いつもと同じようなアイデアしか出てこない、なんてことも。最も重要な最後のステップ「アイデアの組み合わせ」まで辿り着けないことにより、思ったようなアイデアに出会えず「やっても意味がない」と感じてしまうのです。
ブレインストーミングで新たなネタに出会う3STEP
ブレインストーミングは、複数人で行うことも一人で行うこともできます。複数人で行う場合は、他の人の批判や評価はせずとにかく数を出すことに集中しましょう。この時、次に紹介する『テーマ』を全員で共有すること、最後は『アイデアの組み合わせ』まで忘れずに行いましょう。
STEP1:テーマを決める
まずは、メルマガの目的に合わせてブレインストーミングのテーマを明確に設定します。
例えば、「読者に役立つ新しい視点を提案する」などテーマを設定します。テーマが曖昧だと、出てくるアイデアも散漫になりがちです。
STEP2:アイデアの数を出す
テーマが決まったら、批判や評価を一切せずにアイデアを出していきます。最初の段階ではどんなに型破りなアイデアでも良いので、ひたすら思いついたことを挙げていきます。この段階では「実現可能かどうか」や「現実的かどうか」は考えず、数を増やすことを重視します。
具体的には、テーマに対して季節のイベントやトレンド、業界のニュースなどを元に、関連するアイデアを広げていきます。例えば、「12月のイベントと言えばクリスマス、クリスマスによってどんな行動や感情が生まれる?」など、思いついたアイデアをどんどん書き出します。
STEP3:アイデアを整理する
アイデアを出し終えたら、それらをグループ分けするなど整理をします。同じようなアイデアをまとめたり、関連性のあるものを組み合わせたりして、どのアイデアを実際に使うかを検討します。この段階では、少し現実的な視点で評価し、メルマガの目的やターゲットに合わせたアイデアを選んでいきます。
忘れてはいけない仕上げ!アイデアを深掘りする5W1H
ブレインストーミングでは、アイデアの新しい切り口を探していきましたが、ここからが最も重要なポイント。ブレインストーミングで出したアイデアを実際に使えるネタにまで仕上げていくことです。
ここで活用するのが『5W1H』。Who(誰に)、What(何を)、When(いつ)、Where(どこで)、Why(なぜ)、How(どうやって)の6つの質問によって、1つのアイデアでも様々な視点からアプローチすることができ、さらに具体的に使えるネタへと落とし込むことができるのです。
Who(誰に)
ターゲット読者層を考え、特定の層に向けた内容にします。例えば、「若い世代向け」「ビジネスパーソン向け」「主婦層向け」などを決定します。
What(何を)
どのコンテンツを提供するかを考えます。「プレゼント企画」「勉強会」「セミナー」「個別相談会」といった伝える内容を決定します。
When(いつ)
配信のタイミングを考慮します。1ヶ月の中でもどのタイミング?何曜日?時間は?何通の配信をする?読者が必要とするタイミングに設定したいですね。
Where(どこで)
全体の流れに合わせたコンテンツ配置を用意します。何通目にどのような配信を、メルマガのどこに何を配置するかといったことまで決定します。
Why(なぜ)
そのテーマを取り上げる理由を明確にします。読者にとって、なぜその配信を読む必要があるのか?がわかることで、興味が深まります。そして、それによって自分にとっては開封率を上げたいのか、購買数を増やしたいのか、相手にとっても自分にとっても配信する理由を明確にしておくことが重要です。
How(どうやって)
具体的な伝え方を考えます。ブレインストーミングによって出したアイデアを、どのよう言葉で伝えるのかを考え、最終的な配信のスケジュールまで決定します。
【まとめ】メルマガのマンネリ化を防ぐマインドセット
メルマガのネタがマンネリ化しないようにするには、ブレインストーミングと5W1Hを使って常に新しいアイデアを生み続けることが欠かせません。大切なのは、これらを繰り返し活用することで、常に新しい視点やアイデアを持ち続けることと、そのアイデアを出すためのルーティンを整えることが重要です。
メルマガのマンネリ化を防ぎ、読者がファンに変わるメルマガを配信していきましょう。