時間をかけてもメルマガのアイデアが浮かばない、そんな経験はありませんか?
実は、メルマガのネタ切れは『アイデア不足』が原因ではないのです。メルマガは、コンテンツの質を保ちながら定期的に配信し続けることが重要です。
最初はメルマガの配信内容が頭に浮かんでいても、配信しているうちに「次は何を伝えようか?」と悩むことが増えてきますよね。こうした「ネタ切れ」の問題によって、メルマガの配信がストップしてしまったり、コンテンツの質が落ちてしまったりすることもあります。それではメルマガ本来の効果が薄れてしまいます。
この記事は次のような方にオススメです!
・メルマガの配信を始めたけれど、ネタ作りに苦労している初心者
・メルマガのネタ作りに時間をかけたくない方
・ネタ切れだけでなく、質の高いコンテンツを定期的に配信したいと考えている方
この記事では、どうやってネタを探し、アイデアを次から次へと出していくのか?その解決策を5つの実践法でお伝えしていきます。
メルマガのネタ切れは『アイデア不足』が原因ではありません
メルマガを配信する時、アイデアが思い浮かばないと感じるかもしれませんが、実はほとんどの場合、メルマガのネタ切れは『アイデアのストック』が不足しているか、『テーマの絞り込み』がうまくできていないことが原因です。
アイデアのストック
メルマガのネタは必ずしも特別なものである必要はありません。そもそもメルマガの読者は、何かのきっかけからあなたのことを知り登録をしてくれています。その読者が知りたいことは、あなたの商品やサービスに関すること、あなた自身のこと、その業界ネタなど、あなたに興味を持ってくれているのです。
その読者は、情報そのものが知りたいのではなく、あなたの言葉による解説やあなたの意見に興味があるんです。「最近話題の○○に対して、自分はこう考える」といった形で、業界ネタを組み込むことがオリジナルのコンテンツにもなります。また、小さなエピソードや失敗談など、ストーリー仕立てで伝えることによって、読者からの共感も生まれます。
つまり、メルマガは情報の発信ではなく、読者とのコミュニケーションなのです。そのネタは、日常の中にアイデアがたくさん隠れています。あなたにとっては当たり前のことも、読者にとっては新しい視点や発見になることがあるので、そのアイデアをストックすることが大切です。
テーマの絞り込み
メルマガを配信するたびに内容を考えていては、悩む時間をどんどん増やしてしまいます。また読者にとっては、日々たくさんの情報を受け取っている中であなたの1通を読んでくれているわけですから、配信テーマがなければ興味を持ってもらうことができません。
絞り込んだテーマが好評なら、そのテーマに関連する内容をシリーズ化することで効果を高めることができ、これによって次回のメルマガネタが見つかりやすくなるだけでなく、読者も続けて読みたくなるのです。
最初は、誰に向けてメルマガを書いているのかを明確にしましょう。それによってテーマの選び方が変わります。テーマを大まかに設定した後、特定のトピックに絞り込んでいくことで、読者が求める内容にフォーカスしていくことができます。
たとえば、「時間管理」というテーマがある場合、「忙しい起業家が実践できる、毎朝10分の時短ルーティン」といった具合に、より細かいトピックに絞り込むことで、読者がその回で得られる知識がはっきりします。
メルマガでは、一度にたくさんの問題を解決しようとせず、一つのテーマに集中します。これにより、読者がそのメルマガから得られる価値が明確になります。
メルマガのネタ切れを無限ループで解消する5つの実践法
メルマガのネタ切れが続くと、読者離れや購読解除が起こりやすくなります。読者にとって魅力的なコンテンや、コミュニケーションの提供がなければ、メルマガの効果は薄れてしまいます。今すぐ始められる5つの実践法を見てみましょう。
読者の悩みや質問を活用する
もしも読者から何か質問をいただいたり、返信をくれたりした場合、それはメルマガの貴重なネタになります。なぜなら、その悩みは他の読者も共感する可能性が高いからです。読者が抱えている悩みや質問に耳を傾けることも大切です。
例えば、「○○ってどうすればいいですか?」という質問があった場合、その答えを詳しく伝えるメルマガを作成することができます。質問に対する答えを深堀りして、具体的な解決策を提供することで、読者とのコミュニケーションにつながります。
また、テーマに沿った質問をリストアップして、それに答える形でコンテンツを作成することもできます。具体的な質問や回答によって読者からの共感が生まれ、読者がファンに変わるコンテンツを提供することができるのです。
他のメディアからヒントを得る
インターネットや書籍、他のメディアからヒントを得るのも効果的です。例えば、他の人が書いているブログや記事を読んで、自分の視点や経験を交えて内容をアレンジしてみるのも良いでしょう。
また、SNSでトレンドになっている話題を取り上げることも、メルマガのネタにできます。今注目されているトピックやキーワードを見つけ、それに関連した内容を作成することで、読者の関心が高まります。
シリーズ化でコンテンツを充実させる
1つのテーマを掘り下げて、いくつかにシリーズ化する方法もおすすめです。例えば「〇〇の基本」「〇〇の応用編」といった形で、一度に伝えきれない内容を複数回に分けて配信することで、メルマガのネタ切れを防ぐことができます。
また、シリーズ化することで、読者は次回の配信を楽しみにしてくれるため、定期的な配信がしやすくなることや、開封率の向上、エンゲージメントアップといった読者との信頼関係を高めていくメリットもあります。
アイデアをストックする習慣を持つ
アイデアは突然浮かぶこともあれば、どれだけ時間をかけても出てこない場合もあります。そのため、日頃からアイデアをストックしておく習慣をつけるのがおすすめ。
スマホのメモアプリや手帳に、思いついたことをどんどん書き留めておくと、ネタ切れになったときに役立ちます。また、ちょっとしたアイデアでも、後で見返すと面白いメルマガのテーマになることがあります。
テンプレートを使う
メルマガの内容を考える際、テンプレートを活用するのも一つの手です。例えば、「〇〇の5つのポイント」「〇〇するための☆☆ステップ」「〇〇の落とし穴」など、定型化されたフォーマットに自分のテーマを当てはめていくと、悩まずにアイデアをまとめられます。
テンプレートを使うことで、ネタ作りの負担を減らし、効率的にコンテンツを作成できます。
時間を生み出して効果も高める最強のネタ発掘法
毎回、新しいものを作らなきゃと思うほど負担に感じてしまいますよね。そんな時は、過去のコンテンツを再利用することでアイデアをストックすることができます。例えば、メルマガを『リライト』することや『テーマをさらに細かく分解』することで、新しいものをつくるばかりではなく既に作ったネタを再利用することができるのです。
このとき、過去に配信したメルマガのデータを参考にすることがポイント。それによって、読者の興味を深く理解することに繋がり、読者が読みたいと感じているテーマを配信することができます。メルマガのネタに困る時間がなくなるうえに、開封率やクリック率といったビジネスを成長させる数字の改善にもつながり、自分にとっても読者にとっても良いことばかりです。
【まとめ】メルマガのネタは『リサーチ』と『ストック』が鍵
アイデア不足と感じているメルマガのネタ切れは、考えるのではなく探しにいくことがポイントです。そして、アイデアをストックすること、配信したメルマガを数字でチェックすることを習慣化することで、メルマガのネタ切れを解消するどころか、どんどん結果が良くなることを実感できるはずです。
また、多くの人が取り上げているようなテーマでも、あなたならではの経験や知識、ユーモアを交えることで、読者にとってあなたから聞きたい話として受け取られやすくなります。