たった1画面で差がつく!Agent LOGで検証済みファーストビュー設計のルール

「時間をかけてランディングページを作ったのに、なぜかお客様からの問い合わせや申し込みがない…」
「成果が出ないけれど、どこをどう改善すればよいのかわからない…」

多くの個人起業家が抱えるこの悩み。その原因は、ページを「作ること」がゴールになってしまっているからです。ページは作ってからがスタート。その後「どこを直せばもっと良くなるのか」を考えずに放置してしまうのです。これを「作りっぱなしの落とし穴」と呼びます。その背景には、以下のような理由があります。

作ることがゴールになっている見た目の良いページを作ることに満足している
数字を見ることが苦手データ分析に抵抗があり、なんとなくの感覚で判断している
何を直せば良いかわからない具体的な改善方法を知らない

実際に、Agent Youユーザーさんがファーストビューを変更してランディングページの購買率を大きく高めた事例です。

目次

ファーストビューで7割が離脱する現実

「ファーストビューで離脱率70%」
せっかくSNS投稿を頑張っていても、広告やSEO対策に時間とお金をかけていても、ランディングページで10人中7人が一瞬で去ってしまうのが現実…

しかも、3秒以内に離脱を決める人は57%(SmartBear Software社調べ)。つまり、最初の3秒で勝負が決まるということです。

3秒で答えるべき3つの問い

ファーストビューで伝えるべきことは、たったの3つです。

1ここは何のページか?サービス内容が一目で伝わる
難しい言葉を使わず、やさしく説明
写真とテキストが一致
2自分に関係あるのか?対象者が明確
悩みや願望が具体的に書かれている
「これは私のため」と思える
3次に何をすればいいのか?行動するためのボタンが見つけやすい
ボタンの言葉が「押したくなる」
ボタンを押すメリットが明確

スマホでの閲覧が9割時代、パソコン基準ではもう遅い

今やユーザーのほとんどがスマホでサイトを見ています。なのに、パソコン前提で作られたページでは反応が得られず、多くの機会を損失しています。

パソコン基準スマホで起こる問題
広い画面でたくさんの情報を一度に見せる情報が詰め込まれすぎて混乱
パソコンでは読める文字サイズ文字が小さくて読めない
パソコンのマウス操作を前提としたボタンスマホの指ではボタン操作しづらい

お客様の多くがスマホで最初にあなたのページを見る個人起業家にとって、パソコン向けに作ったページはスマホでは見づらいことが多く、スマホ対応が不十分だと即座に離脱されてしまいます。

たった1人に伝わるページ設計が成果を生む

ファーストビューを作る前に、あなたのページを見るお客様がどんな気持ちでいるかを理解することが大切です。

ページを見る人の心理的な特徴
疑り深い状態インターネット上の情報を簡単には信用しない
時間がないすぐに情報を取得したい
選択肢がたくさんある他にも似たようなサービスがあることを知っている
失敗を恐れている間違った選択をすることを避けたい

これらの気持ちを踏まえ、ランディングページでは以下のことを意識する必要があります。

  1. 信頼してもらう:信頼性を高める要素を配置する
    • お客様の声・推薦文:実際に使った人からの評価
    • 実績・数値:販売数、利用者数、継続率など
    • メディア掲載実績:新聞、雑誌、テレビ出演など
    • 資格・認定証:専門性を示す証明書
    • 会社情報:住所、連絡先、代表者写真
  2. 分かりやすくする:短時間で理解できる内容にする
  3. 他との違いを明確にする:なぜあなたを選ぶべきかを示す
  4. 安心感を与える:リスクを減らしたり保証を明示する
  5. 画像を効果的に使う:キャッチコピーの効果を何倍にも高めることができる適切な画像
    • 人物の写真:信頼性と親しみやすさを演出
    • 変化を示すビフォーアフター:結果を視覚的に示す
    • サービスを使っている様子:具体的なイメージを想像させる
    • グラフや統計:数値的な根拠を分かりやすく表示

人は文字よりも写真や画像から情報を得ることを好みます。文字の内容と関係のある画像を選びましょう。

これらを使って、実際に文字や文章にするときに気をつけるべきことは、商品・サービスの機能ではなく、お客様が得られる良いこと(メリット)をはっきりと示すことが重要です。

機能例(何ができるか)メリット例(どんな良いことがあるか)
24時間サポートいつでも安心して相談できる
高品質な材料を使用長期間使えて経済的にもおトク
個別相談あなただけのオーダーメイド解決策

メリットを考えるコツ
・「だから何が良いの?」を3回繰り返して言語化する
・数値で具体的にする(時間短縮、費用削減など)
・気持ち的な価値も含める(安心感、達成感など)

【チェックリスト】あなたのファーストビューは大丈夫?

あなたのファーストビューが効果的かどうかを、以下のチェックリストで確認してみましょう。現状を把握することから始めます。

基本チェック項目

□ 3秒で理解できる見出しになっている
・15文字以内で核心を伝えるタイトルがある
・専門用語を使わずに説明している
・何のサービス・商品かがすぐ分かる

□ 対象者が明確になっている
・年齢・性別・職業などが具体的
・経験年数・スキルレベルがわかる
・悩みや願望が具体的に書かれている

□ 得られる結果が具体的
・数字を使って表現している
・期間が明確に示されている
・感情的なメリットも含まれている

□ 信頼できる要素がある
・お客様の声や体験談
・実績・数値データ
・資格や専門性を示すもの

□ 次の行動が明確
・行動するためのボタンが見つけやすい
・ボタンの言葉が「押したくなる」
・ボタンを押すメリットが明確

曖昧な表現:「起業したい人」「ビジネスオーナー」
⭕️ 明確な表現:「開業3年以内の女性コーチ」「年商1,000万円を目指す個人コンサルタント」

デザイン・レイアウトチェック項目

□ スマートフォンで見やすい
・文字が小さすぎない
・ボタンが押しやすい
・画像が適切なサイズ

□ 視線の流れが自然
・重要な情報から順番に目に入る
・情報が整理されている

心理的効果チェック項目

□ 感情に訴える要素がある
・不安や心配を取り除く表現
・希望や期待が感じられる表現

□ 安心感を与える要素がある
・保証や無料体験の案内
・連絡先や会社情報の記載

よくある失敗パターンと対策

失敗パターン1:一画面に情報を詰め込みすぎ
対策:最重要な情報3つに絞り込む

失敗パターン2:専門用語を使いすぎ
対策:小学生でも分かる言葉で表現にする

失敗パターン3:何をすれば良いか分からない
対策:明確な指示とボタンの設置

失敗パターン4:スマホで見づらい
対応:スマホ対応のページにする

改善の優先度内容影響度難易度
★★★★★見出し改善
★★★★☆対象者の明確化
★★★★☆信頼要素の追加
★★★☆☆スマホ最適化
★★☆☆☆感情表現の強化
★☆☆☆☆デザインの洗練

まとめ

ファーストビューの改善は、個人起業家にとって効果の高い施策の一つです。わずかな変更で申し込み率が数倍になることも珍しくありません。
重要なのは、完璧よりも小さな改善を続けることです。データに基づいた改善を継続していけば、必ず成果は現れます。
あなたの事業の成長のために、今日からファーストビューの改善を始めてみてください。

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