メール開封データの“正しい読み方”を身につけよう🙋♀️
メールの開封データを見ていると、
• AgentMAIL と AgentLOG の数値が違う
• 「実人数」と「延べ人数」がわからない
• どの数字で判断すればいいの?
こんな疑問が出てくる方が多くいます。
でも大丈夫です。実はこの“数字の違い”には、とてもシンプルな理由があります。
それは── ツールごとの「役割の違い」 です。
役割が違えば、集計方法も数字の意味も変わります。
この記事では 役割 → 数字の意味 → 使い方 → 背景(14日ルール) の順で、誰でも理解できるように整理しています。
この記事を読み終える頃には、メール分析がこれまで以上にスムーズに、そして楽しくなるはずです。
AgentMAIL と AgentLOG の役割の違い
AgentMAIL=メール1通の成果を見るツール
AgentMAIL は「このメールはどれだけ読まれた?」を確認するための標準ツールです
得意なのは以下の指標:
• 読んだ人の数(実人数 / ユニーク人数)
• 開封率
• 配信から現在までの総開封数
➡ メール単体での成果評価に最適
Agent LOG= 読まれ方の“流れと傾向”を見る分析ツール
AgentLOG は「このメールは、どれくらい読まれたか?」を分析するツールです。
得意なのは:
• 配信直後の動き
• 次の日の伸び
• 3日後の反応
• 1週間後の読まれ方
• 月間の行動傾向
➡ 行動データの推移を見て改善するためのツール
数字が違う理由 ① AgentMAIL と AgentLOG は「実人数」の定義が違います
■ AgentMAIL の実人数
= メールを読んだ人の「純粋な人数」(1人は何回開けても 1人)
■ AgentLOG のユニーク人数
= 各日ごとの実人数(同じ人が別の日に読んだら「別の日の1人」として計上)
例)Aさんが 11/1 に開封 ⇨ 11/3 に再度開封した場合

どちらも正しいのに、数字が違って見えるのは「役割が違うから定義も違う」ためです。
数字が違う理由 ②「実人数」と「延べ人数」はまったく別の指標だから。
メールには大きく2種類の数字があります。
● 実人数(ユニーク人数)= 何人が読んだか?
※ 1人が10回読んでも「1人」
● 延べ人数(開封回数)= 何回読まれたか?
※ 1人が3回読めば「3回」
• 実人数 → 成果を見る数字
• 延べ人数 → 行動の回数を見る数字
として使い分けます。
数字が違う理由 ③ AgentLOG は「日単位の実人数の合計」だから
AgentLOG は「読まれた日ごとの実人数」を毎日記録し、表示期間に応じて合計値を出します。
そのため、
• AgentMAIL の「期間全体の実人数」
• AgentLOG の「日別実人数の合計」
は必ず一致しません。これが「数字がズレる最大の理由」です。
(補足)AgentLOG はなぜ14日なの?
ここから先は、理解が深まる背景知識です。
世界のメールマーケティングでは
「メールは配信から 2〜3週間以内にほぼ全て開封される」というデータがあります。
Mailchimp / HubSpot / ActiveCampaign / SendGrid など世界的なサービスの分析でも共通しています。
✔ 開封のピーク:配信〜3日
✔ 追加開封:1〜2週間
✔ 3週間後:ほぼ増えない
つまり、メールの寿命=約14日前後。
AgentLOG が14日間に限定しているのは、
• 意味のある期間に集中して分析できるように
• 動きがほぼ止まる時期のノイズを避けるため
• データ量を増やしすぎずツールのパフォーマンスを保つため
• ユーザーが改善に活かしやすいようにするため
という UXと分析精度の観点からの設計 です。
結論:どの数字を使えばいいの?
| 目的 | 見るべき数字 | ツール |
|---|---|---|
| メール1通の成果を知りたい | 実人数/開封率 | AgentMAIL |
| 読まれ方の流れを知りたい | 日別ユニーク人数(14日間) | AgentLOG |
| 読み返しの回数を知りたい | 延べ人数 | AgentMAIL 詳細 |
まとめ
数字が違うのは不具合ではなく、ツールの役割が違うから必然的に起こる 「正しいズレ」 です。
- AgentMAIL =「メールそのものの成果」
- AgentLOG =「行動の流れと改善のヒント」
この違いを理解するだけで、分析する時に今自分はどのツールのどの数字を見ればいいのか?
がわかるようになります。今後、メール配信や分析をする時はぜひ目的に合わせて使い分けてみてください✨

