同業他社と比較されないライティングスキル

星野茉南

ライティングスキルを高めて、知名度ゼロでも依頼が絶えない人になろう!

お客さまに伝えるのではなく伝わる伝え方「ラブレター構造」には、what、why、howという構成があります。この構成に沿って文章が書けるようになることで、SNS投稿・動画の台本・ランディングページ・お客さまとの会話など伝え方に悩むことが減り、知名度ゼロでもお客さまが振り向いてくれるようになります。このページでは「why」について詳しくみていきましょう。

whatとは、相手の好奇心を一瞬で高めるタイトルのこと。タイトルで目に留まった相手が次々に読みたくなる文章構成は、説得させられるのではなく、納得できる要素(why)があることです。

目次

あなたの商品の決め手は何ですか?

SNSやランディングページを見ても、「どこかで聞いたような言葉」「聞き慣れた言葉」など、他と同じようなことを言っている人で溢れていると思いませんか?あなたがお客さまから選ばれるかどうかは、あなたの商品に「決め手」があるかどうか、またその決め手が相手にとって魅力的であり伝わるかどうかで決まります。

例えば、フィットネスジムを選ぶ時、以下のような違いが目に留まりませんか?

・パーソナルトレーナーによる個別指導を受けることができる
・最新のフィットネスマシンを導入したトレーニングが体感できる
・ライフスタイルに合わせた柔軟なスケジュールで予約を取ることができる
・1年間を通してプールを利用することができる
・トレーナー全員が一定のスキルを証明する認定トレーナーである
・こどもと一緒に通うことができ、こどもの遊び場も確保されている
・ダイエット効果とヒーリング効果を掛け合わせている
・自宅でのトレーニングまで管理してくれる
など

このように、あなたの商品やサービスには「決め手」があり他にはないあなたを選ぶ理由がありますか?最低でも3つ、あなたにしかない「決め手」を準備しましょう。

無意識に惹かれるのが「特別な価値」

お客さまが商品やサービスを選ぶとき、その決定には無意識的な心理が働いています。特に、「決め手」が強調されていることで「自分にとって特別な価値がある」と感じやすくなります。たとえどれだけ商品やサービスそのものが優れていても、他の選択肢と同じような言葉で伝えていると埋もれてしまいます。

また、数値やデータを使って根拠を伝えることは相手にとって安心感を与えます。それによってサービスの信頼性が増し、お客さまは説得させられているのではなく、自分で納得することができます。

「私には決め手なんてない」そんな時はどうする?

「他との違いなんて私にはない」「他と同じような決め手しか見つからない」と思うかもしれません。そんな時は「誰に」伝えるのか?に着目してみましょう。

例えば、あなたがパソコンスキルの先生だったとしましょう。相手が、パソコンスキルを高めたいIT会社に勤める30代男性とパソコンスキルを高めて孫とコミュニケーションを取りたい90代の女性では、あなたが教えられるスキルも決め手もガラリと変わりますよね。

このように、「私には決め手なんてない」と思った時には、「誰に」伝えようとしているのかを明確にしてみましょう。それによってあなたの「決め手」に磨きが増すはずです。

【まとめ】知名度ゼロでも大丈夫!あなただけの「決め手」をつくろう

商品やサービスそのものが優れているのは、今の時代には当たり前となっています。知名度が無くても、無名でも、あなただけの「決め手」が相手に伝わることであなたを選ぶお客さまは必ず現れます。お客さまを説得するのではなく、納得できる要素となる「why」を強化することで、あなたが選ばれる理由は一層高まり、他と比較されない唯一無二のポジションを築くことができます。

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